同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)から、『一神教世界』第2号が出版されていました(創刊号についてはこちらから)。今号でも、一神教にまつわるさまざまな分野の若手研究者たちが、意欲的な論文を執筆しています。センター事務局へ連絡をすれば、送料負担ですが、雑誌自体は無料でもらうことができます。第2号の目次は以下の通りです。
『一神教世界』第2号(2010年)
松山洋平「現代における「イスラーム」の語用論:入信体験の語りに見る動名詞的イスラームへの回帰」……1-14
久志本裕子「マラヤにおけるアズハル留学の主流化と宗教学校の近代化に関する一考察」……15-29
高尾賢一郎「西洋のスーフィズム認識に見る諸問題:宗教と近代を巡る言説の変遷を通して」……30-42
渡邉典子「「心理学主義化」する新新宗教の教説:GLAを事例に」……43-59
大岩根安里「ヘンリエッタ・ソルドのシオニズム観におけるヘブライ語の意義」……60-72
アルベルト・ミヤン・マルティン「阿部泰蔵『修身論(原典F. Wayland, Elements of Moral Science)』における「God」の翻訳をめぐって」……73-92
0 件のコメント:
コメントを投稿