『一神教世界』の第3巻です。今号は論文3本のみの掲載ということで、ちょっと論文数が少なくなっています。編集後記によると、「本誌は、掲載論文の研究対象として、厳密な意味でのセム系一神教に限らず、日本をはじめとするアジア諸国やその他の地域における「一神教」も含みます。恐らくはいつの時代、いずれの文明、いずこの社会にも存在すると思われる「一神教」の諸相が、若手研究者の努力によって発掘されて発表されることを期待しています」(55頁)とのことですので、どんどん投稿しましょう。以下もくじ。
浜本一典「イスラームと自然法に関する諸言説の批判的検討:啓示解釈の観点から」
裵貴得「日本組合教会の朝鮮伝道における一考察:渡瀬常吉の初期朝鮮伝道を中心に」
BARVE, Tejaswini Ramesh, "Bhagvad Gita and the Idea of One God: Aurobindo Ghosh and Shumei Okawa"