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2012年7月6日金曜日

『一神教世界』第3巻(2011年)

『一神教世界』の第3巻です。今号は論文3本のみの掲載ということで、ちょっと論文数が少なくなっています。編集後記によると、「本誌は、掲載論文の研究対象として、厳密な意味でのセム系一神教に限らず、日本をはじめとするアジア諸国やその他の地域における「一神教」も含みます。恐らくはいつの時代、いずれの文明、いずこの社会にも存在すると思われる「一神教」の諸相が、若手研究者の努力によって発掘されて発表されることを期待しています」(55頁)とのことですので、どんどん投稿しましょう。以下もくじ。

浜本一典「イスラームと自然法に関する諸言説の批判的検討:啓示解釈の観点から」

貴得「日本組合教会の朝鮮伝道における一考察:渡瀬常吉の初期朝鮮伝道を中心に」

BARVE, Tejaswini Ramesh, "Bhagvad Gita and the Idea of One God: Aurobindo Ghosh and Shumei Okawa"

『基督教研究』74巻1号(2012年)

『基督教研究』の新しい号です。以下もくじ。

シンポジウム
徐正敏「同志社と韓国神学:聖範と徐南同を中心に」

講演
マルチン・ライナー(中野泰治訳)「和解」

論文
崔弘徳「カール・バルトの『ローマ書』第2版におけるキリスト論」

前川裕「ヨハネ福音書7章の救済思想:物語批評の視点から」

金珍「韓国の土着化神学における問題意識と神学的な課題に関する一考察:八木誠一からJ・ヒックにいたるビョン・ソンファンの神学的な道をたどって」

木谷佳楠「アメリカ映画におけるイエス像の時代的変遷」

藤原佐和子「プラカイ・ノンタワシー再読:アジアの女性たちの神学における翻訳の問題」